働く母に必要なのは、病児保育、それとも・・・

先日、とある会議に出ていたのですが、
その会議のテーマの一つに「病児保育の拡充」が挙がりました。

病児保育は、まさに「あったらいいな」と思うこととしてよく

挙げられます。

日本の行く末は、
少子高齢化で労働人口の減少、
成熟社会への一途を辿ると考えられ、すでにその道を歩んでいます。

そう考えると、
今まで働いていない人が働く社会になる、
たとえば、家庭にいたお母さんたちも働く社会になることは、
予想できることですね。

 

・・・
さて、
そうなった時に、求められることは何でしょうか。

一歳息子。あおっぱなが出ていますが、、、(笑)

 

小さい子がいる働くお母さんたちが必ず直面するのが、
「突然のお熱での呼び出しと出席停止期間」です。

私も二人の子どもがおりますが、
ある日突然、熱を出しますし、
感染性の病気になると1週間の登園禁止となることもあります。

 

1週間ですよ、1週間登園できないなんて!!

 

そこで、
実家に預けられるとよいのですが、
突然だと都合がつかないこともあり、ものすごく焦ります。

病児保育のリストの上から順番に電話をかけるのですが、
もう埋まっていることの方が多いです。

それだけ受け入れ枠の数が少ないのですね。

そこで、

受け入れ枠が少ないのが、よくない。

↓ ↓ ↓
働く母を応援するためには、病児保育を。

↓ ↓ ↓
病児保育の枠を増やしましょう。

という話になりがちです。

ですが、
そんなシンプルな問題ではないんじゃないかと考えています。

 

といいますのも、
働くお母さんたちは、必ずしも病児保育を利用したいと考えてるわけではないと思うからです。

 

もちろん、病児保育はありがたいサービスです。
登壇とか穴を開けられない仕事、もしくは踏ん張りどきだと、

病気でもなんでも仕事しなければならない!
という場合もあり、私も利用したときすごく助かりました。

それでも・・・
「母が働くためには、病気になった子どもの預け先を」
という単純な問題ではないと思うのです。

 

第一に、病児保育は高いです。
私が利用したところは、通常の預かりサービスの倍の金額でした。
例)
通常800円/時間

↓ ↓ ↓

病児保育1600円/時間

6時間預けたら、
9600円と保険代と諸々かかり、結局12,000円くらいになりました。

この価格だと、
通常の時間給とかパートで働いてる方だと、大赤字。
代わりがきく仕事なら、休んだ方がいいということになるでしょう。

 

第二に、子どもが本当にしんどい時ほど安心できる場所がいいとか、
子どものそばにいてやりたい、と思う気持ちから自宅看護。

病気の時は、もちろん子どもも辛いはずで、
そんな時に、知らないところへ突然預けられるのは、子どもにとっては更にしんどいことかもしれません。

心身ともに元気で、規定の登園禁止期間だから登園できないという場合は違いますが、
本当にしんどそうにしている時は、
安心できる場所でゆっくりした方が子どもにとってはいいんじゃないかと思います。
(↑この見極めは、親だったらわかると思います)

 

このような理由から、
働くお母さんが本当に本当にうれしいのは、
病児保育が増えることよりもむしろ、あたたかく見守る環境や、オンラインでできる柔軟なワークスタイルではないかと思います。

 

私が今、一緒に仕事をしている方たちは、
同じように働くお母さんが多いため「お互いさま」の気持ちで協力し合っています。

最近ではオンライでの打ち合わせも増えました。

PCがあれば仕事ができるので、決まった時間に決まったところへ出勤する必要はありません。

 

「ロタになったの?!、それはお母さんも大変だね、気をつけてね」
と声をかけられるのは、ロタ経験者だから。
※感染症ノロウィルスの子ども版。我が家は上の子と下の子のロタで2回一家全滅したことがあります…

 

私も子どもの急なお迎えでスケジュール変更をお願いすることもあるし、
お互い応援しあっていけたらいいな、と思っています。

 

もちろん、
子どもを理由に中途半端に仕事するのをよしとするという意味ではありません。

突発的なことが起こる可能性があるからこそ、
私たちはもっと能率を上げたいし、周りとのコミュニケーションも必要。

 

ゆるく働くことではなく、
濃密に働く、ということです。

 

いまだに・・・バリバリと働く長時間労働がよしとされた、
24時間働けますか!の時代を引きずっている人もいます。

 

でももうそれは全体の一部に過ぎず、もうその単色カラーでは未来は塗れません。
働き方は、十人十色です。
いろいろな人たちが、それぞれの色を尊重し合えたらいいなと思います。

 

私たちはこれから正解のない未来を生きていきます。
新しい時代をつくるのは、いつだって新しい価値観を持っている人です。

 

どう働くかは、どう生きるかです。
古い価値観を脱ぎ捨て、新しい働き方をつくろうじゃありませんか。

 

そんなことを同じ志をもつ仲間とやっていきたいと思っています。

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